米国の現代言語協会(本部ニューヨーク)は13日、全米約2800の大学で2006年度に学生が履修した外国語の講座数に関する調査結果を発表した。 (中略)調査によると、外国語の履修者数は約157万8000人で、12・9%の伸び。1位はスペイン語(伸び率は10・3%)で、2位がフランス語(同2・2%)、3位はドイツ語(同3・5%)だった。 (中略) 02年には1万584人に過ぎなかったアラビア語の履修者が2万3974人と一気に126・5%増となった。 (中略) 中国語も51%増で7位に浮上、朝鮮語も37・1%増と健闘し、アジア系言語が人気を集めていることを示した。日本語も27・5%増で、アニメや漫画人気が反映しているとみられる。(以下略) (産経ニュースより)
記事は → 日本語は6位 人気はアラビア語と中国語 米大学履修
①経済ベース(将来役に立つか)で言葉を学ぶのは当然のこと。したがって、中国語やアラビア語が増えるのは必然。
②中国、朝鮮からの米国への移民の数を考えると、母国語を第二言語として履修できるのだからそういう意味で増えるのも当然。
③経済ベースでも移民の数でもないのに、日本語が増えているのはやっぱり、アニメやマンガなどの”文化ベース”によるところが多いと私も考える。
私の場合は無謀にも留学した最初の学期にスペイン語を履修した(汗。
”日本語に発音が近いっていうし、フランス語とかドイツ語は難しそうだし。。。”
なんとも簡単な理由からだった。だが、プラグマティックな授業はとてもおもしろく、なんだか知らないけど「A」をもらった(笑。 当時は
「お~これなら、スペインに旅行できるじゃん」
とか妙な自信がついたくらいだ。 (今はまったく何も覚えていません。(汗 )
オーストラリアに1ヶ月ほどホームステイしていた時、遊び心でジオス(ブリスベン校)に通った(笑。スピーキングのへたれをちょっとは戻さなくてはと思ったのと、色々な国の人たちと知り合いになりたかったからだ。
じっさい、私のクラスは10人ほどで、下は15,6歳の香港、韓国、インドネシア、台湾からの4人、20歳前後の、フランス、スイス、ベネズエラ、台湾、韓国からの6人で、当然、私が飛びぬけて年寄り(汗。
![]()
(世界遺産になっている砂の島、フレーザー島へ渡るときです。)
だが、その年寄りに一番、話しかけてきたのは15、6歳の4人組で、やっぱり話題はアニメ・マンガ・ゲーム。それに関連する日本語も教えてほしいというので、時間があるときにはちょこちょことマンガを題材に。。。
30も過ぎているおっさんが、英語を学ぶという動機だけでなく若い人たちとほんとに仲良くなれたのは「日本の文化」のおかげとあらためて思ったりもした。
以前、フィンランドを訪問したときのアニメ・マンガについてのエッセイを書いたが、別にフィンランドだけでなくアメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・オランダ・デンマーク・カナダ・オーストラリアと今まで行ったことのある国でアニメ・マンガを目にしない日は一度もなかった。
![]()
(フィンランドのとある本屋さんにて。肖像権の問題もあるのでボカしてます。)
「世界でも人気がある」と話では聞いていても、実際にそれを目の当たりにするとあらためて実感する。
ことばを学ぶ理由。
「将来の仕事の役に立つかも」
「特技(スキル)の一つとして必要かも」
それもモチベーションのひとつだが、計算のない純粋な「おもしろい!知りたい!学びたい!」という好奇心にはかなわないのではないだろうか。
![]()
(こちらはデンマークの本屋さんにて。うーん、ギリギリセーフだと思うのですが;;。
だめなら引っ込めますんでご連絡ください。)
関連記事
§6 マンガ×興味×読解力!? — フィードバック from Finland –
※
一応、社会学専攻だったのですが、なかでもcomparative nation and culture(国家文化比較) と social psychology(社会心理学) を主流に勉強していたので、それを理由にマンガ・アニメをペーパー(論文)の題材とかにしてました(笑。<当時はドラゴンボールさえ、知られていないというのに。。。なつかしいなぁ。。。>
- Popularity:
- 24%
トラックバック+ピンバック:0
- ↓この記事へのトラックバックは以下のURLを
- http://www.dokkai.com/wordpress/2007/11/14/japanese-culture/trackback/
- Listed below are links to weblogs that reference
- ことばを学ぶ理由は? from 世界標準の読解力 …著者 岡部憲治