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テスト、テストはいいけれど。。。(1)

大学進学に資格テスト、教育再生会議検討
政府の教育再生会議(野依良治座長)は20日の合同分科会で、大学進学希望者に「高卒学力テスト」(仮称)を実施し、合格者に大学受験の資格を与える制度の検討に着手する。 (中略)
「高卒学力テスト」は、高校生の学力低下の問題や昨年に全国各地で相次いだ高校の必修科目の未履修問題などを受け、生徒の学力水準や履修状況をチェックするのが狙いだ。(中略)
制度設計の素案によれば〈1〉国公私立や選抜方法を問わず、大学進学を希望する人は必ず受験〈2〉受験科目は、必修科目から保健体育、芸術などを除いた国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語〈3〉全科目の合格者に大学進学資格を付与――などが主な柱。(中略)
また、「高等学校卒業程度認定試験」を廃止して、「高卒学力テスト」に合格した人に高校卒業の資格を与える一本化についても今後、議論となりそうだ。(読売新聞より)

記事は → 大学進学に資格テスト、教育再生会議検討

なんだか、えらいいことになってきてますね。一瞬、イギリスの

GCSE (General Certificate of Secondary Education)

A-Level (Advanced Level)

という流れが頭をよぎったのですが、今のままでいったらまったく、別の流れに。。。

イギリスの中等教育は11歳から始まり16歳で修了する中高一貫教育。GCSEは義務教育終了試験という位置づけなので、5th form(日本の高校2年生くらい)で試験を受け、義務教育を修了する。いわば、それまでの習得内容をチェックするテスト。

その後、大学進学するには6th form に進みA-Levelを受ける。A-LevelはGCSEのように習得内容をチェックするテストではなく、いわば考えて答えることを求めるテスト。

大学へ出願するときには、A-Levelだけでなく、GCSEの成績も提出する。

つまり、「習得内容をチェックするテスト」と「考えて答えることを求めるテスト」の両方が大学合格に影響する。

       
ところが、日本。もしも、この「高卒学力テスト」が実現することになったら?

高校在籍時はそれに、合格するために中間テスト、期末テストが行われる。
センター試験、一般入試、AO入試など大学合格への勉強(対策)も同時並行で行われる。

めでたく、「高卒学力テスト」合格。はじめて大学受験の資格を得られる。
その上で大学合格。

大学に入学して専攻の勉強

確か、「学士卒業試験」なんてのもつくるとかつくらないとか。。。もしも実現したら、そのための勉強。

めでたく合格。晴れて大学卒業。

いつまでたっても、習得内容のチェック。

なんだが、 「考えて答える」 ことは必要ないんですかね?

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