- 2007-12-05 (水) 11:52
- PISA
今日の一面はどこの新聞も予想通りPISAが大きく取り上げられている。
大まかに見ている最中だが、有識者や現場の方々の意見はある程度一致しているようにも思える。
○読み書き計算という古い学力観 → 「正解が一つ」という一答主義 → 学んだことが世の中の動きにつながっていない
○学校の評価は進学実績が大半 → 大学入試やセンター試験にあわせた学習 → 大学入試の問いがPISA型ではない
ざっとみたところではこの2つに集約できそうだ。
「授業が学びの意欲を引き出すふうにあらねば」
「興味をひきつける工夫が必要なのでは」
こんな意見も多いが、どんなに小学校・中学校・高校で工夫や授業を充実しても、それが最終的には大学合格につながっていなければ評価されないという現実もある。
ということは、実は、大学入試の質が危機的状態にあるのではないだろうか。
今回、読解力1位になった韓国では大学入試で論述型が導入されるようになり、PISA型と同傾向だとか。それに対応するように学校や塾での論述対策と読書奨励が呼応したのだから、読解力が強化されたことはいうまでもない。
じつは、私の本のなかでも、「大学入試が変わらなければ」的な話は書いている。
要は問題作成者側の意識が、同学年に人口が多かった昔の感覚、すなわち熾烈な「競争と選抜」が強いられた時代のままだったら、それこそまずいということだ。
国内だけを視野に入れて「競争」と言っているのであれば、世界からおいてけぼりをくうのは自明の理だろう。
大学だけがすべてでないのは重々承知しているが、それでも世間の一定の評価がそこにあり、メディアでもその先の就職に絡んで大学を評価づけしている。よって、無視はできないと思うのだが。
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- 古い記事 : 日本語資料がけっこうありますね。
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