- 2008-01-13 (日) 1:45
- PISA
過去記事 ①ついに、大学評価にもPISAが -大学評価の新基準ー
過去記事 ②続 大学評価にもPISAが
の続きで、この11日と12日に非公式教育相会合がの東京国際交流館で開かれた。
記事はこちら → OECD、大学・大学院の国際的な評価方法を研究へ
大学・大学院に対する国際的な統一基準による評価の研究で合意したわけだが、
○導入に前向きなスウェーデンやスペイン、韓国、日本など数か国の大学の協力を得て、
2009年までに評価方法や課題などの研究を実施する。
○評価の対象になる専門分野としては、国際的な共通点が多い工学や経済学、自然科学などが挙がった。(中略)
○「結局は大学のランキングにつながるだけだ」(オーストリア)「我が国の大学団体は反対している」(カナダ)など消極的な意見も出された。
(読売新聞より)
とあるように、カナダ・オーストラリアの消極性に加え、アメリカ・イギリスは名前さえ出てこない。
英語という言語で世界戦略を展開してきた国々は、今まで様々な『ルール』を創設する側になることが多かったはず。
ところが、PISAは同一の問題を翻訳して使うので言語は関係ない。
それを参考に評価方法を構築していこうというのであれば、 今まで「英語」的な考え方・視点をあたりまえとしてルール作りを行ってきた姿勢が崩れる可能性もでてくる。
例えば、アジアや北欧、スペインといった英語ではない国々の大学の協力を得て出てくるものが、もしかしたら、アメリカやイギリスやカナダやオーストラリアの大学よりも秀でている部分が高いと結論付けられたらどうなるか?
ある意味、価値のシフトが起こり、必然的に英米に集まってきている人材の大移動でその経済効果は測りしれないだろう。
(とは言いつつ、やっぱり、アメリカには世界から人が集まる構図は変わらないんだろうけどね。。。)
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