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個人のスキルがものをいう時代(前) -日雇い・派遣・フリーター・ニートからインディペンデント・コントラクターへ-


個々のスキルがすぐに活かされるITの世界

以前、投稿した、「 ロケ☆スタ いいなぁ~。 」のメンバー、矢野さとるさん(26)が

1人で犯行予告収集サイトを2時間で構築、公開。

フォームから犯行予告情報を投稿してリアルタイムで共有できるほか、2ちゃんねる(2ch)やブログ、はてなブックマークから犯罪予告関連の書き込みを自動収集。犯罪防止に役立ててもらう狙いだ。(中略)

「インターネットの仕組みを使えば、0億円で数時間でできる」と考え、実際に1人で2時間で作ったという。(中略)

「最近は、ネットの悪い部分ばかり取り沙汰され、いい部分があまり出てこなくて悲しい。2chの住人の地道な活動などが、こういうツールやサービスを通じていい方向に使われれば」(以下略 IT Media News より)

 

記事は→ 犯行予告収集サイト「予告.in」公開 「0億円、2時間で作った」

 

国が時間とお金をかけて対策を講じようとしているところを、さらっと2時間でスマイル0円で(実際には労働時間の対価はボランティアだろうけど)。。。しかも、製作者は20代の若き青年。

 

◆スキルを土台とした「判断」・「選択」・「実行」

以前、投稿した、「すごいですね、神ツールの作者さん。。。 -個へのスキルシフト-

の樋口さんもそうだが、個がもつスキルが世の中を変えていく時代に本格的に突入しつつあるのではないだろうか。

それはなにも日本だけではない。シリコンバレーから日本にやってきた自称オタク米国人のマシュー・スカルムさん(33)の記事を読んでも同様のことが伺える。

(記事は → 「シリコンバレーにいる意味は少ない」 “オタク”米国人、Yahoo!からソニーへ

つまり、樋口さんも、マシューさんも自分のスキルをボランティア的に使うこともキャリアのために使うことも自由自在。スキルを土台とした「判断」・「選択」・「実行」する力をもっているのだ。それってある意味、生きる力であり「自由」を手にしている。( 「自由」だからこそ世の中を変えていくこともできるわけで。。。)

 

◆未来予想

上記の例も含め、今後は

○広い意味でのIT分野がさらにヒト・モノ・カネ・情報・コミュニケーションのあり方に影響していくことは間違いない。

○そこに個人が簡単に参加でき、単に情報発信だけでなくユーザーサイドに立ったサービス・作品を創造していく。

○さらに、先進諸国の人口減、国としての衰退期への突入により、ますます個々それぞれがもっているスキルが活かされやすく、かつ重要になってくる。

○すると、トフラーがいうところのプロシューマー形態の経済構造へのシフトがますます進む。

○加えて、(特に日本は)ピンハネ構造で業績を上げてきた企業が収益構造の見直しを迫られ淘汰されていく。

○結果、生産・所得・消費の流れ、企業(法人)と個人のパワーバランスに変化が生じてくる。

 

◆インディペンデント・コントラクター

そういう社会・経済構造の変化を背景にして、個人がさらにスキルを手軽に身につけられうようになれば、日本でも日雇い・派遣・ニート・フリーターからインディペンデント・コントラクターへの道が本格的に開ける時代がくるかもしれない。
インディペンデント・コントラクターとは

○サラリーマンでも、事業家でもなくフリーエージェントである働き方。

○「雇われない、雇わない」これが、ICの生き方と定義されます。

 

○期限付きで専門性の高い仕事を請け負い、雇用契約ではなく業務単位の請負契約を複数の企業と結んで活動する 独立・自立した個人のことをインディペンデント・コントラクター(IC=独立業務請負人)と呼んでいます。

 

インディペンデント・コントラクター協会のHPより抜粋)

同協会のHPによれば、アメリカではすでに900万人のICが存在するとのこと。

そういえば、最近、WBC(ワールドビジネスサテライト)でもICの特集を見た。ある企業の課長職を業務としている女性だが正社員ではない。かといって、パートタイムの雇用契約でもなく業務単位の請負契約だった。

いってしまえば、主従の関係もなく、主業と副業とうい区別もない。ワークライフバランスも自由自在だ。

ただし、スキルあるいはテクノロジーを持っていることが前提なのだろう。

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