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全国学力テスト 2010年 結果

2010年 国語 正答率 事前予想 2010年 国語 正答率 結果
2010_predict 2010_result
(C)岡部憲治・本間勇人 (C)岡部憲治・本間勇人

結果が発表されました。

なかなかに近い結果でしたが、小学校の国語Bがだいぶ離れましたね。

ともあれ、PISAの読解力に基づいた分析は、近日中にアップする予定ですので、しばしお待ちください。

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全国学力テスト 2010年  結果予想

なんだかんだと、ほぼ直前になってしまいました、学テの事前予想。

 

2010年 国語 正答率 事前予想
2010_predict
(C)岡部憲治・本間勇人

 

  さて、さて結果はいかに。

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全国学力テスト 2010  実施

4月20日、予定通り、全国学力テストが実施された。
7割が参加したという内容以外で主だった記事は以下のよう。

 

全国学力テスト:過去問出題で成長分析(毎日JP)
学力テスト「ゆとり」見直し…新聞で読解力(YOMIURI ONLINE)
学テ希望参加校、採点大変だ…断念の学校も(YOMIURI ONLINE)
新聞記事や割引券…実用的学力を重視 学力テスト(産経ニュース)

抽出方式に変わり、初のテスト。
過去を踏襲しつつも、実用的学力を重視とか。

あいかわらず、PISAは引き合いに出されるわけだが、
3側面とレベルについては特に言及はされていないので、

今年もPISA的な側面から分析をしたいと考えております。

過去3年分の分析はこちらからご覧ください。

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テストの花道 放送開始


3月中ごろに、パイロット版(?)の放送を目にし、

「あ、なんだかおもしろうそう~。」とチェックしていた。

○パイロット版では、「発想を広げる」をテーマに、イメージマップを使っての取組み。

昨日の放送(第一回)では、「要約する力」。

具体的には、字数制限と5W1H的な要素での取組み。

直近の放送内容は以下のよう。

——————————————————————————
3月29日 第1回 要約する力(国語や社会などに役立つ!)
4月  5日 第2回 情報を読み取る力(選択問題 国語などに役立つ!)←次回!
4月12日 第3回 集中力のスイッチを入れる
4月19日 第4回 仮説を立てる力
4月26日 第5回 比べる力
——————————————————————————

○民放では、視聴率・スポンサーの関係上、おもしろおかしく、「へぇ~」という感覚を視聴者に提供する必要があるわけだが、そこはNHK。

ほんとに「大学を目指す高校生」をターゲットとしているので、教育現場や教育産業に携わる人々や高校生には興味津々だが、バラエティー感覚を求めて見る人にはかなり色合いが違うと感じるのでは。

○ところで、「花道委員会」という番組のいわばブレインとなるのは、
「国際的な学力調査を研究している人」で、そこに「現場で教えている人」のエッセンスを加えている。

「国際的な学力調査」はPISA(学習度到達調査)やTIMSS(国際数学・理科教育調査)だと推測する。

○また、大学の入試問題には変化があらわれ、「考える」力が問われる問題が増えるという。

○番組の副題が、「”考えるチカラ”をつけて 目指せ試験の突破」。つまり、知識一辺倒、テクニカル一辺倒から、グローバルスタンダード的なアカデミックスキルへシフトしてきていますよ~ というそこはかな提言にも聞こえる。

◆ただ、初回放送の第一印象は、「やっていることは、中学受験と同じ」。
大きく違うのは、自分で取り組む姿勢を生み出すシステム。
番組から参加している高校生に携帯メールで”宿題”のようなものがきて、課題に取り組む。それを後で番組内で共有する場が用意されている。

◆これほどモチベーションがあがることはないだろう。
もちろん、視聴している高校生も参加することができるのだが、携帯メールでとんでくるのが”指令”かどうかは私は参加していないのでわからない。(指令だったらおもしろいと思うのだが)。

◆2007年に「世界標準の読解力」を出版したわけだが、そこでは「PISAと私立中学入試問題」の類似点を取り上げ、いわゆる文章読解ではない読解力が重要だと述べた。
その流れは、今も続いており、大学入試にも影響してきているのかもしれない。

 

○関連リンク
NHK テストの花道

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全国学力テスト 2009 結果

スパムにより、記事を間違えて削除してしまいましたので、もう一度あげておきます。(汗

詳細は、3年前から行っている 全国学力テスト をごらんください。

 

2009年 国語 正答率 事前予想

2009年 国語 正答率 結果

2009年全国学力テスト国語予想
(C)岡部憲治・本間勇人
2009年全国学力テスト国語結果
(C)岡部憲治・本間勇人

 

鳩山政権に変わり、果たしてどのようになるのか。

結論はまだ先になりそうですが、来年の3月はすぐきますね。

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日本の大学ランキング付けはよい評価。では問題なのは?

経済協力開発機構(OECD)などが、大学ランキングについて、各国の高等教育への影響を調べている。(中略)

 

ランキングには問題も多いという。

「データの集め方が不正確だったり、総合順位で比較する傾向が強いため、一つ一つの大学の良さが評価されなかったりする。

その点、日本のメディアによるランキングは、多様な基準を用いて多面的に評価しようとするところが よい」(以下略。読売新聞より)

記事は → 大学ランク「過信ご注意」 

去年の記事からだが、とても興味深い。

「多様な基準を用いて多面的に評価」とはいったいどのへんを指していっているのだろうか?

また、外からそんな評価を受けているのに、どうしても「偏差値」や「就職」の指標に注視しがちと感じるのは私だけだろうか。

つまり、様々な角度から分析した情報提供はされているのに、アンテナがそこに向いていない、あるいは重みがない。

PISAの分析でも「学力低下」ではなく、

「日本人の苦手な部分が明瞭化された」

と言う人もいるし、

「育成すべき労働タイプと今の日本の学力観との乖離がある」

と表現している人もいる。

 
単純に「学力低下」を物量でカバーしようとしてないか?

確かに、基礎的な学力が低下した子どもたちもいるかもしれないが、対応が十人一色では危険。

もちろん、今はそんなことを言っている余裕も無いのだろうが、「計画」を立てておくことは必要に感じてならないが。。。

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PISA 2006 ハイパフォーマンス in 科学 の結果から ②

  • 2009-06-26 (金)
  • PISA

image

(Top of the Class High Performers in Science in PISA 2006より)

これは、Global Talent Pool(グローバル タレント プール)を国の大きさとトップパフォーマーの割合であらわしたもの。要は、優秀な人材(タレント)を個々、国々がどのくらいプール(キープ)しているかというもの。(原文は以下のよう↓)

the number of 15-year-old students proficient at Levels 5 and 6 on the PISA science
scale by country. Both the proportion of top performers within a country and the size of countries matter
when establishing the contribution of countries to the global talent pool

これには続きが書かれてあって、見ても分かるように、国別ランキングではアメリカは高くないものの、占める率は25%。そして日本は13%となり、フィンランドにいたっては1%だ。(原文は以下のよう↓)

even though the proportion of top performers in science is comparatively low in the United States,

the United States takes up a quarter of thepie shown in Figure 1.2, simply because of the size of the country.

In contrast Finland, that educates the highest share of 15-year-olds to Levels 5 and 6 in the PISA science scale, only contributes 1% to the OECDpool of top-performing 15-year-old students, because of its small size.

国別ランキングが発表されるたび、その順位ばかりが報道されるが、国の大きさ(比率)で考えれば一目瞭然。

 

ところで、見ていただいてわかるように、

トップパフォーマーの基準(クライテリア)は『レベル5とレベル6』

であること。

意外と軽視されている レベル を意識することは大事なのではないだろうか。。。

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全国学力テスト 2009 分析 結果

だいぶ遅くなりましたが、今年の全国学力テストの分析結果をアップしました。

いつものように、私立学校研究家の本間勇人氏と二人で行いました。

傾向としては、

○A「知識」とB「活用」の差をはっきりさせてきたこと。
○PISA型読解力の3側面の基礎的なところに設問を固めてきた。

という感じでしょうか。

今までの 予想正答率と結果は以下のように。果たして今年はどうなるか。

2009年度
予想正答率
2009_predict
2008年度 正答率(結果)  2008_result
2008年度 予想正答率 2008_predict
2007年度 正答率(結果) 2007_result
2007年度 予想正答率 2007_predict

 

詳しくは、 全国学力テスト 分析 へどうぞ。

 

※これで3年分そろったので、そろそろ3ヵ年での時系列分析なんてのもおもしろいかもしれませんね。

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PISA 2006 ハイパフォーマンス in 科学 の結果から ①

  • 2009-05-11 (月)
  • PISA

先月、OECDからリリースされた、

Top of the Class - High Performers in Science in PISA 2006

その(研究)結果から、

Schools must do more to motivate tomorrow’s scientists, OECD study shows

(学校はもっと明日の科学者を育てる動機づけをしなくてはならない)

 

というタイトルで記事が書かれている。ひときわ目をひいたのが以下のパラグラフ。

In Japan, Finland and Austria, more than one in three students
from disadvantaged backgrounds become top performers.
In many other countries, by contrast, social barriers to excellence
in education remain very high.

(意訳)
日本とフィンランドとオーストリアでは、恵まれない環境下で育った生徒の3人に1人(以上)が成績上位者(トップパフォーマー)になっている。対照的に、多くの国では社会の壁がとても高く成績上位への道が険しい。

 

最近は、中学受験(入試)(1~2月)、大学入試(2~4月)、全国学力テスト(4月~9月<結果>)と1年の半分以上が国内の話題で満たされている。

この記事で、久々に、世界の尺度でみたときの日本のポジションが確認できた感じでとても新鮮だ。

それにしても、「学力」で道が開かれるシステムが機能しているのはとても喜ばしいことだ。(^^)

 

あれ?でもこれって2006年の結果からだ。(?_?)

つまり、「学力低下」が騒がれはじめた頃。それまでの「ゆとり教育」への不満蓄積も考慮すれば、実は

○「恵まれない環境でもやれば上にいける」と思った学生が多かった
○いい大学への進学競争熱・就職率がいまほど厳しくなかった

そんな背景があったのではないだろうか?

 

もしかしたら、今年のPISAの結果では全く違ったものが出てくるかもしれない。
3年前とは経済状況と教育熱が違ってきているからだ。

社会状況が厳しくなれば、当然、保証としての学歴熱は高まる。
高まれば経済格差が生む教育格差がまんま反映する。
すると、恵まれない環境にいる学生は不利になりやすいのではないだろうか。

それでなくとも、「希望がもてない」という声が高い。

ゆえに「モチベーションがあがらない」ことも増える。

格差解消への努力熱がなくなっていく。

「学力」で道が開かれるシステムが機能しなくなる。

 

くしくも、レポートのキーワードは「モチベーション」。

そのモチベーションが上がらなかったらどんなにシステムがよくても機能しない。

どのようにすれば、国全体としてのモチベーション、ひいては未来の子どもへの希望としてつながっていくのか。。。

一筋縄ではいかない問題だ。

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できる子は10歳までに作られる 発売


うやら発売されたようです。

 

特集1 の

◎現役有名中学教師特別座談会

地アタマ力で「10歳の壁」を乗り切る

に参加させていただきました。また、「地アタマのいい子の育て方」のページに

"世界標準の"の考え方をする -PISAメソッドを使って論理力と表現力を鍛える-

を執筆させていただきました。 よろしければ、御一読ください。

 

関連リンク
アスコムHP できる子は10歳までに作られる

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