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PISA 2009 結果ランキング ④ 科学もアジア勢占有

最後に、科学的応用力。

pisa_science_2000-2009.gif

 

いうまでもなく、ここでもアジア勢。

これほどアジア勢が上位を占めているわけだが、次の2012年のPISAでは日本は果たして。

もちろん、新学習指導要領の関係で底上げはされていく気がするが、上層の割合が増えていくかは未知数。

少子化→少数精鋭の人材を多くつくっていく必要があるわけだが、

今の疲弊した経済状態で、手厚い教育を施せるのか。

まだまだ課題は山積みで、本人・家族でキャリアパス(どのように進路をすすめていくか)を考える必要があるのではないか。

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PISA 2009 結果ランキング ③ 数学上位はアジア勢占有

読解力」と同じように、「数学的応用力」の2000年からの国別ランキングを作成してみました。

pisa_math_2000-2009.gif

見てのとおり、アジア勢が5位までを占める。オセアニア勢は下がっていく一方。

上海、シンガポールは初参加なのでなんともいえないが、香港や韓国は上位を保っている。

もっとも、TIMSS(国際数学・理科教育調査)では、香港、台湾、シンガポール、韓国はいつも上位にもある。

日本もTIMSSでは上位だし、PISAでも歯止めがかかってきたのかもしれない。

ただ、上位・中位・下位層の「格差」が相対的に平均化されてしまっているところに対してどうするのか。

それぞれの学習者にあった学習進度と学習深度、すなわち学習のテーラーメイドも必要になってきているのではないかとも感じたりも。

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PISA 2009 結果ランキング ② 実際の読解力の問題

毎日新聞のサイトに実際のPISAの2009年度調査問題が載っているので、
一度、解いてみてはどうだろうか?

 

【PISAの問題に挑戦】読解力:携帯電話の安全性に関する問題

【PISAの問題に挑戦】読解力:芝居は最高に関する問題

【PISAの問題に挑戦】読解力:在宅勤務に関する問題

PISAが日本で騒がれ、全国学力テストが実施されるようになって、

「あ~、こんな感じね。」というような感想では。

ただし、実際に重要なのは、問題の最後にある以下のようなタイプ別のカテゴリー、読解力の側面、習熟度レベル。

○携帯電話の安全性に関する問題

用途・状況 公的
テキストの形式 非連続
テキスト・タイプ 解説
側面 解釈
問題の形式 多選択肢
難易度 576点(習熟度レベル4)

○芝居は最高に関する問題

用途・状況 私的
テキストの形式 連続
テキスト・タイプ 物語
側面 解釈
問題の形式 短答
難易度 767点(習熟度レベル6)

  

どのタイプのどの側面のどのレベルの問題に対して日本の子供達が今ひとつで、上海や韓国やシンガポールや香港の子供達が上回っていたのか。。。

個々の弱点を分析できることに意味があるのだ。

 

※PISAの「読解力」を形作る3側面・習熟度レベルについては、「PISA 3側面とレベル」をご覧くださいませ。

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PISA 2009 結果ランキング ① 日本は 読解力8位 2000年時と同水準に

3年ごとに行われるPISA。2009年度の結果が発表された。

毎回、1分野に重点を置きつつ3分野(読解力・数学的応用力・科学的応用力)について調査される。

今回は「読解力」が重点分野で65の国・地域の15歳男女計約47万人が対象となった。

色々とメディアを含め反応はこれからだろうが、共通して報道されているのは

①今回、初参加の上海が読解力を含め全3科目でトップに。

②同じく、初参加のシンガポールも3分野で2位~5位に。

③読解力が2000年水準の8位に。

アジアの力が経済的にも教育的にも注目されるのはむしろこれからかもしれない。そのなかで日本の将来的な労働力となる15歳の学力はアジアの他国と比べてどうなのか。層で分けても色々とありそうだが。

それは、さておき、2000年からの「読解力」の国別ランキングを作成してみた。

PISA2009-2000

約10年でどのような経年変化があるのか。
GDPや人口の推移などと並べてみるとおもしろいのかもしれないなぁ。

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全国学力テスト 2010年 結果

2010年 国語 正答率 事前予想 2010年 国語 正答率 結果
2010_predict 2010_result
(C)岡部憲治・本間勇人 (C)岡部憲治・本間勇人

結果が発表されました。

なかなかに近い結果でしたが、小学校の国語Bがだいぶ離れましたね。

ともあれ、PISAの読解力に基づいた分析は、近日中にアップする予定ですので、しばしお待ちください。

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全国学力テスト 2010年  結果予想

なんだかんだと、ほぼ直前になってしまいました、学テの事前予想。

 

2010年 国語 正答率 事前予想
2010_predict
(C)岡部憲治・本間勇人

 

  さて、さて結果はいかに。

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全国学力テスト 2010  実施

4月20日、予定通り、全国学力テストが実施された。
7割が参加したという内容以外で主だった記事は以下のよう。

 

全国学力テスト:過去問出題で成長分析(毎日JP)
学力テスト「ゆとり」見直し…新聞で読解力(YOMIURI ONLINE)
学テ希望参加校、採点大変だ…断念の学校も(YOMIURI ONLINE)
新聞記事や割引券…実用的学力を重視 学力テスト(産経ニュース)

抽出方式に変わり、初のテスト。
過去を踏襲しつつも、実用的学力を重視とか。

あいかわらず、PISAは引き合いに出されるわけだが、
3側面とレベルについては特に言及はされていないので、

今年もPISA的な側面から分析をしたいと考えております。

過去3年分の分析はこちらからご覧ください。

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テストの花道 放送開始


3月中ごろに、パイロット版(?)の放送を目にし、

「あ、なんだかおもしろうそう~。」とチェックしていた。

○パイロット版では、「発想を広げる」をテーマに、イメージマップを使っての取組み。

昨日の放送(第一回)では、「要約する力」。

具体的には、字数制限と5W1H的な要素での取組み。

直近の放送内容は以下のよう。

——————————————————————————
3月29日 第1回 要約する力(国語や社会などに役立つ!)
4月  5日 第2回 情報を読み取る力(選択問題 国語などに役立つ!)←次回!
4月12日 第3回 集中力のスイッチを入れる
4月19日 第4回 仮説を立てる力
4月26日 第5回 比べる力
——————————————————————————

○民放では、視聴率・スポンサーの関係上、おもしろおかしく、「へぇ~」という感覚を視聴者に提供する必要があるわけだが、そこはNHK。

ほんとに「大学を目指す高校生」をターゲットとしているので、教育現場や教育産業に携わる人々や高校生には興味津々だが、バラエティー感覚を求めて見る人にはかなり色合いが違うと感じるのでは。

○ところで、「花道委員会」という番組のいわばブレインとなるのは、
「国際的な学力調査を研究している人」で、そこに「現場で教えている人」のエッセンスを加えている。

「国際的な学力調査」はPISA(学習度到達調査)やTIMSS(国際数学・理科教育調査)だと推測する。

○また、大学の入試問題には変化があらわれ、「考える」力が問われる問題が増えるという。

○番組の副題が、「”考えるチカラ”をつけて 目指せ試験の突破」。つまり、知識一辺倒、テクニカル一辺倒から、グローバルスタンダード的なアカデミックスキルへシフトしてきていますよ~ というそこはかな提言にも聞こえる。

◆ただ、初回放送の第一印象は、「やっていることは、中学受験と同じ」。
大きく違うのは、自分で取り組む姿勢を生み出すシステム。
番組から参加している高校生に携帯メールで”宿題”のようなものがきて、課題に取り組む。それを後で番組内で共有する場が用意されている。

◆これほどモチベーションがあがることはないだろう。
もちろん、視聴している高校生も参加することができるのだが、携帯メールでとんでくるのが”指令”かどうかは私は参加していないのでわからない。(指令だったらおもしろいと思うのだが)。

◆2007年に「世界標準の読解力」を出版したわけだが、そこでは「PISAと私立中学入試問題」の類似点を取り上げ、いわゆる文章読解ではない読解力が重要だと述べた。
その流れは、今も続いており、大学入試にも影響してきているのかもしれない。

 

○関連リンク
NHK テストの花道

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全国学力テスト 2009 結果

スパムにより、記事を間違えて削除してしまいましたので、もう一度あげておきます。(汗

詳細は、3年前から行っている 全国学力テスト をごらんください。

 

2009年 国語 正答率 事前予想

2009年 国語 正答率 結果

2009年全国学力テスト国語予想
(C)岡部憲治・本間勇人
2009年全国学力テスト国語結果
(C)岡部憲治・本間勇人

 

鳩山政権に変わり、果たしてどのようになるのか。

結論はまだ先になりそうですが、来年の3月はすぐきますね。

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日本の大学ランキング付けはよい評価。では問題なのは?

経済協力開発機構(OECD)などが、大学ランキングについて、各国の高等教育への影響を調べている。(中略)

 

ランキングには問題も多いという。

「データの集め方が不正確だったり、総合順位で比較する傾向が強いため、一つ一つの大学の良さが評価されなかったりする。

その点、日本のメディアによるランキングは、多様な基準を用いて多面的に評価しようとするところが よい」(以下略。読売新聞より)

記事は → 大学ランク「過信ご注意」 

去年の記事からだが、とても興味深い。

「多様な基準を用いて多面的に評価」とはいったいどのへんを指していっているのだろうか?

また、外からそんな評価を受けているのに、どうしても「偏差値」や「就職」の指標に注視しがちと感じるのは私だけだろうか。

つまり、様々な角度から分析した情報提供はされているのに、アンテナがそこに向いていない、あるいは重みがない。

PISAの分析でも「学力低下」ではなく、

「日本人の苦手な部分が明瞭化された」

と言う人もいるし、

「育成すべき労働タイプと今の日本の学力観との乖離がある」

と表現している人もいる。

 
単純に「学力低下」を物量でカバーしようとしてないか?

確かに、基礎的な学力が低下した子どもたちもいるかもしれないが、対応が十人一色では危険。

もちろん、今はそんなことを言っている余裕も無いのだろうが、「計画」を立てておくことは必要に感じてならないが。。。

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