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PISA 2006年度 ランキング発表!! 第三弾

PISA 2006 Science Competencies for Tomorrow’s World より、国別ランキング表を作成してみました。

pisa2006-01ranking
※( )内の順位は2003年度の結果から。ないものは、基準を満たしてなかったか、参加していなかったか。

というわけで、フィンランドはあいかわらず、安定している。

韓国はついに読解力1位に。ただ、科学的応用力は11位とずいぶん順位を落としているので、今後は科学に力を入れていくのは必至。
そうすると理系分野の「人材力」が強化されるわけだから、サムスンのような大企業だけでなく、ベンチャー系のIT企業もどんどん強みをます。また、中国でいう「海亀派」のような留学戻り組と海外残留組のの連携力はひとつの強みになるだろうなぁ。
それでなくとも、最近、韓国は投資対象になっているようだし。

台湾は今回が初参加にも関わらず、科学的応用力と数学的応用力で上位に。理系に強いことが鮮明に。

参加国の推移をまだしっかりと見ていないのでなんとも言えないけど、やっぱりアジアが勢いあるのを証明しているような気が。

オーストラリアとニュージーランドは前回に比べて下降と上昇が鮮明になったけど、そこまでnational curriculumに差があったように思えないのだが。。。 もしかしたらニュージーランドは小学生からでも留学生の受け入れ態勢が出来ているので、そのまま移民した学生とかが多いのかな?(他国で生きていく場合に、学業で優秀なことは武器になるので、必然的に成績は高い場合が多いかと)

カナダも科学的応用力では躍進。2003年の結果公表後、メディアでけっこう報じられていたから何がしかの改革を行ったのか。

とにもかくにも、各国のメディアが今回の結果を受けてどのような報道をするのか。とても楽しみなところ。

関連リンク

PISA2006 結果(英語)

     

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PISA 2006年度 ランキング発表!! 第二弾

ついに、全貌が明かされた2006年度の結果。

結果は以下のよう。

実施年度 読解力 科学的応用力 数学的応用力
2006年 15位 6位 10位
2003年 14位 2位 6位


なんか、うまく表の枠が表示されない(汗。 すいません、見にくくて。。。

それはさておき、結果的にはどのリテラシーでも順位を落としてしまっている。
これは、メディアで吹き荒れるだろうなぁ。。。

それにしても、台湾や韓国は大躍進て評価になるのかな?
そうすると、フィンランドメソッドのように、台湾や韓国の学習方法に関連する本がこれから出てきたりするのだろうか。

韓国といえば、

○生徒と先生の関係が良好(PISA2003の結果より)
○アメリカをはじめとした欧米の大学への進学があたりまえ(家族ごと移住するケースも日本に比べれば雲泥の差)

最低でも、そういう背景があることを認識したうえでメディアでは取り上げてほしい。
間違っても、熾烈な大学入試のための物量的勉強法にのみ注目するのはやめてほしいものだが。。。

とにもかくにも、詳細はこれから、これから。

     

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リテラシー は 「応用力」?

前回までは、

○「科学的リテラシー」
○「数学的リテラシー」

と訳されていたのに、今回、どのメディアでも

○「科学的応用力」
○「数学的応用力」

となっている。「読解力」にあわせた形にしたのだろう。

でも、英語では

Reading literacy
Mathematical literacy
Scientific literacy

なので、やっぱり違和感が残るけどなぁ。。。

すでに、「applied」という英語が「応用」と訳されていることが定着しているし。。。
こだわりすぎですか?

参考

applied area
応用分野
applied biology
応用生物学
applied biotechnology
応用バイオテクノロジー
applied botany
応用植物学

アルクの英辞郎より

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PISA 2006年度 ランキング発表!! 第一弾。

日本の「科学的応用力」6位転落…OECD学習到達度調査
経済協力開発機構(OECD)が昨年、世界の15歳を対象に実施した国際学習到達度調査(略称PISA)で、日本は2003年の前回調査で2位だった「科学的応用力」が、6位に転落したことがわかった。(中略)
今回、日本の得点は前回より17点も下がっており、ベスト10内の他の国・地域がほとんど得点を伸ばす中で対照的な結果になった。(以下略)(読売新聞より)。

記事は → 日本の「科学的応用力」6位転落…OECD学習到達度調査

ついに、発表された2006年度のPISA結果。とはいっても第一弾の科学的応用力のみ。

2000年 2位
2003年 2位
2006年 6位

という結果は、どのような世論を巻き起こすだろう。

PISAのページでは科学的応用力を測るテストは

It tested students on how much they knew about science and their ability to use scientific knowledge and understanding to identify and address questions and resolve problems in daily life.

と説明されている。要は科学に関する知識とその使い方をどのくらい把握し、それらを日常生活のなかで疑問をもち解決していくことにどのくらい活用できるか。

そんなことが問われているようだ。

たぶん、知識としては持っていてもそれをどのように活用するかの部分で弱いことが予想されるのだが。
読解力でもその部分に注力されていたわけだし。

とにもかくにも、詳細は12月4日に明かされる。

それまでは、2006年PISAのテストサンプルを見てどのような傾向の問題が出題されたのか眺めてみるのもいいかもしれない。

世界で求められているリテラシーは、こんな感じなのかと。。。

2006年 PISA テストサンプル ページ

ランキングが落ちたことにだけ注目しては、全国学力テストとまったく同じことになってしまう。

重要なのはその結果を受けてどうするか。

単に授業時間数を増やすだけでなく、自発的に、疑問をもちそれを解決していくことができる子どもたちをどのように育てるかに焦点をあててほしいと個人的には感じるのだが。。。

関連リンク
OECD PISA

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読売新聞 教育ルネサンスにて(2)

教育ルネサンスで前回の「テストを生かす」シリーズの続編で、「続テストを生かす」がはじまった。
全国学力テストの結果が発表され、その後の反応を追っている。

その第3回に掲載された 「創造性重視 流れ強まる」 にてインタビューを受けた。

        

基本、「教える」なかで本当に色々と試してきたが、そのひとつに俳句の四コママンガ化もあった。そのほか、マンガを文章にしたり、英語を使って国語を教えたり、速読的な方法で200字記述してみたりと様々な方法を考え試していたような気がする。

       
       
実は、母が寺子屋のような塾を私が6歳のころから自宅で開いていて、そこで学んだし、教える側にもなった。

6歳から24歳ぐらいまでどっぷり18年もなんだかんだと関わっていたことなる(※留学中は一時帰国の時だけ教えていました)。

教える側といっても、要点をぱぱっと説明して 「後は自分でやって♪」 という放置プレイ。

必要あらば皆、自分で質問してくるので、私は真ん中で座ってマンガを読むという考えられない絵図
  (〃▽〃)。

ところが、それでみんな納得のうえ、成績もあがっちゃうという結果。

早く終わればみんなでUNOやトランプを楽しく過ごすというちょっと普通とは違う塾。

そんな土台と留学経験のミックスのうえに、日○研で教えていた。

そして、私学でコラボ授業やプログラムデザインや、はてには海外研修までさせていただき。。。

拙著 「世界標準の読解力―OECD-PISAメソッドに学べ」 のオリジナル習熟度はそういう経験背景とPISAの研究から創り出したもの。

よければ、ご一読ください。
よろしくおねがいします。 (^ ^/)

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続 大学評価にもPISAが

  • 2007-11-06 (火)
  • PISA

先月はじめに書いた記事、ついに、大学評価にもPISAが -大学評価の新基準- の続報。
年明け1月はじめに、非公式教育相会合が東京・青海の東京国際交流館で開かれる。
記事によれば、

その実績を踏まえ、大学生、大学院生を対象に工学や経済学などで調査を行う案が出ている。(YOMIURI ONLINEより)

とのこと。

記事はこちら → 大学評価の統一基準協議 OECD教育相会合 1月、東京で開催

PISAの評価は国際競争力ランキング(スイスのIMDのほう)でも取り入れられている。
先日書いた記事にあるように、(WEFのほうの)国際競争力ランキングにも「高等教育」は基準値(Index)の一つ。

PISAが大学評価に取り入れられるようになったら、影響しないわけがないでしょうね。

来年早々ということは、2003年のPISAの結果が出ているか微妙なところ。
会合のタイミングとしてはバッチリな。。。

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全国学力テスト 結果(3)  追加分析

別ページにある 全国学力テスト分析 を更新しました。

別ページで開きたいときは→ こちら

HPビルダーで作成するのですが、アップすると表示が変。。。
がっくりです。。。

いずれちゃんとしますんで。 <(_ _)>

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全国学力テスト 結果(2) 新聞記事をPISA的に読む

今回の結果・分析をどこの新聞でも取り上げているので、とりあえず整理かたわらまとめてみました。
全国紙・地方紙、主に共通しているのは、

「知識の活用が苦手」
「地域格差が縮まっている」

ということ。PISAの読解力で言えば、これが情報の取り出し。なぜなら、文部科学省の資料からそういう傾向があると取り出した(あるいは書かれていることを抜き出した)から。

それから、地方紙をみてみると、地域に根ざしたランキングが話題の中心となっている。

県内、全教科全国平均上回る-全国学力テスト」(四国新聞)
沖縄、全教科で最下位 全国学力テスト結果」(琉球新報)
学力テストは各教科平均以上」(中国新聞)
学力テスト 中学6分野で全国平均超」(山陰中央新報)
全国学力テスト結果公表 道内小6は全国46位 知識活用力に弱点 地域差は小幅」(北海道新聞)
全国学力調査県内結果 中学が全分野 平均を上回る」(西日本新聞 九州ネット)

これも情報の取り出し


「『正答率が低い⇒弱点・弱い』 と解釈しているじゃないか」という声もあがりそうですが、15歳で生きるための知識と技能を問うているPISAの問題を見てみれば、テキストの解釈と呼ぶには苦しいかと。

さて、各メジャー新聞の社説を見てみると 、

これならもう要らない」(朝日新聞社説)
宝の持ち腐れにしてはならない」(読売新聞社説)
テスト結果だけにこだわるな」(日本経済新聞社説)
学力テスト結果 そして文科省は何をするのか」(毎日新聞社説)
全国学力テスト 競争封ぜず学力の向上を」(産経ニュース主張)

と色々な意見が。これらが熟考と評価になるのでしょう
(※熟考と評価は英語でReflection and Evaluation)。

文部科学省から出てきた資料とデータに対して、まずは情報の取り出し
そこから自分たちの意見を言い放つ(熟考と評価)。

ここでふと疑問が。。。 テキストの解釈は?

そう、実はまだないんです。 結果が出たばかりなので、当然そうなってしまうのでしょうが、今後はテキストの解釈がされることをき期待しています。

さて、
「どういうのが、テキストの解釈 ?」

という質問が出てきそうですが、たとえば、別ページにある、「全国学力テスト 分析」。
あれ、テキストの解釈です。

私も今後、様々なテキストの解釈をしていきますので、そこから新たな熟考と評価をしてもらえるとうれしいかと。

※参考
情報の取り出し と Retrieving information

今後も テキストの解釈、熟考と評価 と書いていきますので、しばしお待ちを。

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ついに発表 全国学力テスト 結果

どうやら、今日、発表があった模様。

記事は →知識定着 応用弱い 全国学力テスト

基礎的な知識、技術をみるA問題の正答率は72~82%に達したが、応用力を測るB問題は61~72%で、課題が残る結果となった。一方、都道府県ごとの平均正答率は前回に比べ、地域間格差が縮小し、教育の格差是正に一定の効果があったことも明らかになった。(中略)大都市、中核市、市、町村、僻地(へきち)と地域の規模別に見ると、小学校中学校ともに大きな差は見られず、文科省では「僻地教育の振興に効果があった」と評価している。(中略)都道府県別では、大半は平均正答率から上下5ポイントの幅に収まったが、小学より中学、国語より算数、基礎より応用でばらつきが目立った。小学では秋田、中学で福井、富山、秋田の各県の正答率が高かった。(中略)国公私立別に見ると、(1)国立(2)私立(3)公立-の順だった。国語の基礎力では平均正答率の差が10ポイント以内に収まったが、中学数学の応用では公立の平均正答率60.6%に対し、私立が17.0ポイント、国立が22.9ポイント上回る大きな差がついた。(以下略)。(産経ニュースより)

上記の記事から言えることは、

○「活用(B問題)」が低かった
○地域差が縮小した
○国立・私立・公立の順だった

くらい。文部科学省のHPにはまだ何ものっていないので、詳細は不明。

それにしても、正答率が事前予想より高かった印象が。

とにもかくにも、これから、これから。( ̄∀ ̄*)ニヤり

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情報の取り出し と Retrieving information

  • 2007-10-23 (火)
  • PISA

P
ISAでは読解力を3つのプロセスで捉えている。

  
1)情報の取り出し
2)テキストの解釈
3)熟考・評価

さて、そのなかの 情報の取り出し。英語では Retrieving information
一般的な日本語訳は「取り出す、回収する、検索する、読み出す」など。
たとえば、
ゴールデンレトリーバー(Golden retriever) とはまさに狩猟だったり、人の救出だったり、「取り戻す犬。回収する犬」。

それから、大学時代に人口統計学でLotus1-2-3 を使っていたが、そのときに作成したファイルを開くときに、”retrieving files” のようなメニューがあった気がする。

情報の取り出しとは

「大きなかたまりのなかから目的に応じて、自分に必要なものをもってくる」。

そんなイメージがある。

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