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世界標準の読解力 …著者 岡部憲治

アイスランドが身売り?  グローバル資本階級の到来?

金融危機への対応策としてロシアから40億ユーロ(約5400億円)の緊急融資を受けるアイスランド。ネット競売イーベイでは10日、そのアイスランドが売りに出された。
競売は99ペンス(約170円)からスタートし、10日の午前時点で最高1000万ポンド(約17億円)の値を付けている。(以下略。ロイター通信より)
→ 記事はこちら

うーむ。 これって、国が身売りということ? (汗

詳細分からんけど、個人がネットオークションで競り落として「国王」にでもなっちゃうのか!? むちゃくちゃゲーム感覚な。。。

でも、RMT(リアルマネートレード)が存在してるわけだし、ネットとリアルがきっちり分けられなくなってきているのも確かだし。

金融危機を背景にこういう身売り(国売り)が実例として成立したら、例えば、よりよい生活を求めて国民自体が自らの国を売りに出そうなんてdecision makingし、オークションに出すなんてことが。。。

それってほんとにモノポリーのようなボードゲーム感覚。

そういえば、コードウェイナー スミス の小説「人類補完機構」シリーズで、ネットワークに組み込まれていない旧式コンピュータの指示で市場の売買を繰り返し、ついには地球を買い取ってしまったという話があったような。。。(→庵野さんはここから「人類補完計画」という言葉を着想したとか。。。)

ノーストリリア―人類補完機構 (ハヤカワ文庫SF)

ノーストリリア―人類補完機構 (ハヤカワ文庫SF) (文庫)

コードウェイナー スミス (著), コードウェイナー・スミス (著), 浅倉 久志 (著)

時は〈人間の再発見〉の第1世紀。シェイヨルの星が、リンゴを服の袖でこするように磨かれていた時代。銀河随一の富める惑星ノーストリリアで、ひとりの少年が地球という惑星を買いとった。少年は地球へやってきて、なみはずれた冒険を重ねたすえに、自分のほしいものを手に入れ、ぶじに帰ることができた。あんなことは一度あっただけ。二度と起こらないようにわれわれは手をうった。お話はそれだけだ。さあ、これでもう読まなくてもいい。ただ、こまかいところは別。それはこの本のなかに書いてある。ひとりの少年が出会った真実の恋と、手に汗にぎる冒険の日々が…。

 

まぁ、個人が地球を買い取るなんてことはあり得ないだろうけど、資本を持つ人々の売買対象が国にまで及んできたら、いよいよグローバル資本階級(構造)が席捲するんだろうか。(※今は階層構造だけど。)

国籍も人種も宗教も出身も性別も身分も身体的特徴も何も関係ない。

ただ、ただ、数値化された「資本(この場合はcapitalではなくnet worthかな?)」をどの程度有しているか。

それだけが、唯一、どの階級に属するのかの印。

そんな時代がくるのかなぁ。。。(まぁ、来ないとはおもうけど(w )

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いつまで引きずるのか、リーマンショック

ついに、10000円どころか一気に8000円台まで急下降した日経平均。

NYダウだって、昨年の最高値$14000台から一気に$8000台。

為替もユーロやポンドなんて30円以上の円高に振れている。
(ショートでポジションもってればすごかったろうに。。。)

「マーケットだから」とかいうレベルじゃないよなー。
導火線に火がつき、火薬庫に引火したら一気に爆発する。
”グローバル”のこわさだ。

もっとも、金利の協調利下げとか為替の協調介入できる体制(システム)があるから恐慌が起きないわけで、その先にある「戦争勃発」を防いでるんだからまだマシなのかな?

はぁ~、それにしても。。。

バブル崩壊は10年、ITバブル崩壊は2~3年。

さてはて、サブプライム発端リーマンショックはどのくらい引きずるのか。。。

 

※いいこと(ノーベル賞受賞)悪いこと(金融危機)が濃い1週間。(^^;)

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ついにオリジナル完結編に突入 -イタズラなKiss-

昨日の放送で、ついに未完の部分に踏み込んだイタキス。

なんつーか、話の予想はつくんだけどやっぱちゃんと見たかったわけです。

↑※1巻でこの状態はありえんだろ(笑

多田かおる先生が亡くなったときは、誰もが「えぇ!!」という感じだったもんなぁ。

今回のオリジナル完結部分は多田先生のメモというかアイデアから創られているようだしそういう意味では安心だ。

しかし、放送回数の関係でしゃーないんだろうけどむちゃくちゃ飛ばしすぎ感もあったような^^;

※そうえいば、昔、佐藤藍子と柏原崇主演でやった実写版。けっこう、おもしろかったんだけどなぜにDVDとかないんだろ???

 

関連リンク

イタズラなKISSアニメ公式サイト

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全国学力テスト2008 秋田の子供たちの将来は?


全国学力テスト 2年連続トップ

昨年に引き続き、今年もトップをキープした秋田県。記事も多い。

○「秋田式」指導が結実 県教委鼻高々

○[解説]学力テスト好成績の秋田

○秋田好成績・・・現場の取り組み

○全国学力テスト:「連覇」秋田は生活重視 低所得響く「低迷」高知

○全国学力テスト…秋田、福井、今年も好成績

○学力テスト・首位は秋田、沖縄は最下位…地域格差が固定化か

秋田の好成績は、

「規則正しい生活習慣」「地域、家庭、学校との連携」を土台として、

「少人数指導」・「授業の復習(自学自習)」など個々学校、先生の取り組みが功を奏していることが読み取れる。

ホンマハヤト氏のブログでも秋田について少し触れられている。

○学力テストで上位の秋田に学べ!

”秋田の中高一貫校の校長を経て、小学校の校長に就任にした先生は、数学(算数)を通して人間存在の故郷を回復したいと言っている。子どもたちは、教科を学ぶのではない。教科を通して、論理や感性、それ以上の人間性すべてを感じるのだ。それが大事だと。”

参考にできるところはするべきだし、それが底上げにつながるのであれば願ったりかなったり。ただ、結果ばかりが「切り取る」ように取り上げられているのはけっこう気になる。

◆所得水準と大学進学率
秋田県の2007年度の所得水準は全国41位。そして大学進学率は38位。

全国平均に比べればかなり低い。

たまたま、全国学力テストでスポットを浴びたわけだが、もしも前々から集団的に学力が高かったのであれば、”人材力の活用”という視点で考えればなんとももったいないというか。。。

例えば、首都圏に集中している様々な機能が地方へ分散されたり、議論されている道州制になれば地方の”人材力の活用”は今より活発になり、秋田の人材力は活かされるのではないだろうか。

◆気になる自殺率の高さ・出生率の低さ
秋田県といえば、10年くらい自殺率が全国で1位だったのは有名(去年は山梨県)。確か、10万人あたりの自殺死亡率が35.4人。 もちろん、県もだまっているわけではない。対策を講じたせいもあるのか、減少率が13.1%と全国3位となっている。
ただ、高齢化や経済基盤の脆弱さ、社会的支援や資源不足など様々な理由があるゆえ、簡単に解消するとも思いがたい。 逆に出生率は47位で婚姻率も47位とかなり低い。

もしかしたら今まで地域をつないでいた子供の人数の多さや大家族という形がどんどん崩れているのかもしれない。

はたして、前年、今年と全国学力テストを受けた、現高校1年生、中学校3年生、中学校1年生、小学校6年生の子供たちの「将来の学力」にどう影響してくるのか。。。

◆子供たちへの褒章は?
他都道府県が学力水準を高めようと秋田県へアプローチする。それが国全体としての底上げになるかもしれないが、当の結果をだした子供たちへの褒賞みたいなものは何かないのだろうか。

先述したような状況にある秋田県で、子供たちが大人になっていくときに微塵の影響がないとは考えにくい。 だったら「学力」が未来への道しるべとなることを、形としてきっちりと子供たちに示してあげることが希望へとつながるのではないか。

例えば、何がしかの選定(大学推薦とか)時には、前年、今年度の全国学力テストを受けた子供たちのへのの優遇(奨学金とか)が褒賞としてもあってもいいのでは(安直かもしれないが。。。)。

◆子供への責任
今回の結果が、単に国全体としての学力水準向上の”テコ”としてしか捉えられていないのであれば、「生活習慣」「地域密着性」「学力」という面で、ある意味、コミュニケーション力の高い”優秀な人材”が活かされないままになる。

国としても大人としても子供に対しての責任が果たされているかが問われているのではないだろうか。

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全国学力テスト 2008 結果発表

今年の4月に行われた全国学力テストの結果が公表された。

平均正答率は、

○小6の国語の「知識(A)」が65%
○小6の国語の「活用(B)」が50%
○中3の国語の「知識(A)」が74%
○中3の国語の「活用(B)」が61%

既に、本間勇人氏と事前予想平均点を算出したが(→ こちら)、小6の結果はずいぶんとはなれた。 さてはて、どのような傾向だったのかこれからゆっくりとみていきます。

(中学校のほうは、去年同様5ポイント以内だったのでまずます。。。^ ^V)

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話題のストリートビュー

話題のグーグルが提供するストリートビューをいじくってみた。

いやー、すげーですね、ほんとに!!
よくもまぁ、あれだけの画像数を処理できるサーバーを。。。 さすがグーグル。

ちなみに、自分の住んでるあたりをストリートビューで眺めてみたらバッチリ写っておりました(笑)。

海外でよくレンタカー借りて運転する私には下準備としてすごく便利だけど、日本では、はやくもその使われ方に関するニュースが。

○ラブホテルから芸能人の自宅まで グーグル「ストリートビュー」

 

なるほど。 言われてみればもっともだが、この手の話は現状、事後対策しかないのだろうなぁ。

Youtubeのときも最初は著作権侵害だらけでどうすんだべと思ったが、時間をかけながら徐々に改善するという姿勢。

まずはマーケティング(市場作り)しちゃってから、おいおい整備していこうって感じ?

今回のストリートビューも相当、お金をかけてるだろうから、よほどのことがない限り中止にならないのでは。

ましてや日本の場合、個人が企業を訴えてもたいしてお金にならないし時間もかかる。

 

結局、「真摯な姿勢」を述べながら先へ先へと進んで既成事実を積み重ねていくのだろうなぁ。。。

やっぱ、それを続けていけるだけの「資本」の勝利?

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やっぱHMDだよなぁ -電脳フィギュアの記事を読んで-


電脳フィギュア ARis」の記事を読んだ。

・「電脳コイル」に触発されて開発したというARisは、会場で大人気。ブースには人だかりができており、ARisを不思議そうに見ている人や、実際に動かして楽しんだり、携帯電話のカメラで撮影している人も。(中略)

・電脳フィギュア ARisは「バーチャルなフィギュアを現実世界に登場させる、世界初の一般向け拡張現実(Augmented Reality)エンタメソフトウェア」というふれこみで、今秋に発売する予定。1.5センチ角のプラスチック製「電脳キューブ」と、キューブを先端に付けた長さ10センチの「電脳スティック」で構成され、Webカメラと無償配布する専用ソフトを組み合わせて遊ぶ。’(中略)

・同社がおすすめするのは、ディスプレイにヘッドマウントディスプレイ(HMD)を利用するという方法で、同社スタッフは実際、HMDでARisと遊んでいるという。確かにHMDなら、目の前にARisがいるような感覚を味わえそうだ。(以下略 IT Media News より)

記事は → “拡張現実メイドさん”をツンツンしたら、「エッチなのはいけません!」と怒られた

電脳コイルはおもしろかったなぁ。

なんというか、「未来少年コナン」から始まったNHKアニメの正統派系譜を継ぐような位置づけ?そんな気がしたが。

HMDといえば、だいぶ安くなってきた。例えば、美貴本から発売されいてる製品は、4万円台。

ツクモから発売されているものは、3万円をきるものさえある。
※アマゾンになかったので、画像は載せられませんでした。 → ここからどうぞ。

これだけ安くなってきたんだから、携帯電話を接続して大画面でワンセグ見たり、ネット見たり。。。

特にiphoneなんかを大画面で操作できたら、カウボーイビバップのエドがPC操作している感覚に近いんじゃないかなぁ。

だけど、現実には未だ電車内とかで一人としてみたことないんだよなぁ。HMDしている人。どうして、はやらないんだろう???

それから安くなったのはいいけど、PC接続にはまだ敷居が高いような気がする。
HMDに接続して大画面で映し出せたとしても、結局、ノートPCを持ち運ばなくてはならないのだから。やっぱ、軽くて場所をとらないのがいい(笑。

最近はやりのミニノートPCがもっと小さくなりディスプレイなしHMD接続前提のモノが出てくればいいのになぁ。そうすれば、どこで仕事してもいいような環境が構築されると思うのだが。

現状、

出勤 → 自宅勤務

という流れがちょこっと出てきてるけど、PC環境を考えると自宅で作業するかせいぜい喫茶店で無線LANつなげて。。。くらいだろう。

これが、HMD+PCで無線環境がWiMAXとかだったら、まさにロケーションフリーで仕事ができてしまう。

ある意味、攻殻機動隊の「電脳」に近くなっていくというか。。。

つまり、HMDはAR(Augmented Reality)を実現するツールとしてだけでなく、今のコミュニケーションのあり方や労働形態を変える可能性をかなり秘めていると思うのだが。。。

 

ちなみにARといえば、だいぶ前に東大が実験している記事を見た。あれからどうなったのだろう?

記事は →マルチメディア教材は“画面の外”へ――歴史と現在をつなぐHMD

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できる子は10歳までに作られる 発売


うやら発売されたようです。

 

特集1 の

◎現役有名中学教師特別座談会

地アタマ力で「10歳の壁」を乗り切る

に参加させていただきました。また、「地アタマのいい子の育て方」のページに

"世界標準の"の考え方をする -PISAメソッドを使って論理力と表現力を鍛える-

を執筆させていただきました。 よろしければ、御一読ください。

 

関連リンク
アスコムHP できる子は10歳までに作られる

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The 授業リンク 開催 -池末先生の授業 - (了)


カードゲーム

さて、実際のカードゲームだがアイスブレーキングとの最大の違いは「ルール」だ。
つまり、既にお互いが持っている共通の知識を使うわけではなく、与えられた「ルール」のもとにゲームを進行させていくのだ。

おもしろいのは、段々と

個々のプレイヤーのロールプレイと「解釈」の違いが出てきてギャップが顕在化する

ことだ。そのギャップこそが社会の状態のモデリングであり、自分自身が参加することにより体感できるようになっている。

よく、地球規模の自然現象を身近なものにおきかえて再現・説明するようなテレビ番組や本はけっこうある。が、社会の状態を捉えて身近なものに置きかえ体感させようというのは意外と少ない。そういう意味ではとても効果的な手法だ。
(※最近、単発の「もしも」という番組を見た。あれは、自身では体験できないが疑似体験くらいにはなるのだろう。 ⇒ここ

 

◆ゲームを単なるゲームにしてしまわないように。

カードゲームが「お遊び化」してしまう可能性もある。
それはカードゲームの手法をそのまま利用してしまうだけの場合だ。

手法は手法であり、それを行うことが目的ではない。重要なのは、一つ一つの手法に重きを置きすぎないことではないだろうか。ここの判断は運営者の責に因るのだろう。

池末先生自身もその場の状況に応じて臨機応変に手法を変化させていくといったのはそういう意味だろう。

 

◆PISAの読解力で考えてみると。。。

視点を変えて、今回の授業をPISAの読解力に照らし合わせて考えてみた。

PISAでは読解力を

「情報の確認」・「テキストの解釈」・「熟考・評価」

の3側面で捉えている(詳細は PISA 3側面とレベル 参照)。

今回の池松先生の授業のアイスブレーキング時・カードゲーム時ともに行われていたのは、

「情報の確認」と「テキストの解釈」

の2つだ。

つまり、アイスブレーキング時は共通知識と体を使って、カードゲーム時は与えられたルールのもとに「情報の確認」と「テキストの解釈」を同時に行っていたことになる。

過程としては、

(1)人によって「テキストの解釈」が違い、ギャップが生じる。

(2)それを是正するために「情報の確認」を行う。

(※但し、言葉・会話は使えないので、ていねいなコミュニケーションを行わなければならない。 )
 

「コミュニケーション」と一言でいってしまえばそれまでだが、どのようにそれを捉えるか。PISA の読解力を利用すると単純ではあるが、どのようなコミュニケーションを行っているか分解しやすい気がする。

 

◆事前事後。現在進行形。

それから、時間の関係もあるだろうが、体験・経験したフィードバックの時間があるとなお、おもしろいのではないか。

それは時間内の「質疑応答」という形で設けるのもありだろうが、ネット上にBBS(掲示板)でも設け、様々な意見交換と議論を「現在進行形」で進めていけばより血肉になるのではないだろうか。

例えば、前回の松田先生の授業は「情報の確認」と「熟考・評価」の2つに重きが置かれていると考える。
今回の池末先生の授業は「情報の確認」と「テキストの解釈」に重きが置かれていると考える。

ならば、例えば私なら、

○前回の松田先生の授業と今回の池末先生の授業を組み合わせたもの、すなわち「情報の確認」「テキストの解釈」「熟考・評価」の3つを含んだものが授業実践で可能なのか。

○それは1回の授業実践のなかで可能なのか。あるいは3回シリーズくらいにして組み合わせたらどうなのか。

○さらには年間のカリキュラムのなかのどこで行うのが効果的なのか。

のような投げかけをBBSに書き込み、フィードバックを聞いてみたい気がする。

上記はあくまで一例だが、そんな意見交換の場があると、今後も行われる”The 授業リンク”での授業実践がどんどんと加わっていき、バリエーション、授業の組み方、コミュニケーションのとり方・深め方に幅がでてくるのではないだろうか。

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The 授業リンク 開催 -池末先生の授業 - (2)


ジェスチャーゲーム

ジェスチャーゲームといえば、人生初の海外経験となったホームステイ先でよくやった記憶がある。

まだ、留学するかも決めていなくて英語を話すどころか、辞書を片手に単語を並べて叫んでいた状態のときだ(笑)。

普段の会話もめちゃくちゃ苦労したが、同じくらいジェスチャーゲームでは悪戦苦闘したのを覚えている。紙とペン、身振り、手振り、声のトーンなどあらゆる手段を総動員だった(だが、これが普段の会話に慣れていくきっかけにもなった気もする)。

 

◆「解釈」の違い

印象的だったのは、時々、私が相手が意図したものと違う「解釈」をしてしまうことがあり、

「なるほど、そういうふうに考えるんだ。おもしろいねぇ。」

と言われたことだ。

その家族は4人構成でお父さんが生粋のアメリカ人、お母さんはイギリスから移民したイギリス人、息子さんは16歳でかっこいいサーファー、娘さんは10歳でとても活発なナチュラルブロンドと絵に描いたようなアメリカ家庭だった。

 

◆すりあわせ(共有)⇒ 議論

最近は違うかもしれないが、当時のアメリカ一般家庭ではリビングにジャーナル誌がおいてあり、それをネタに話し合いをしたりすることが一般的だった。常に活発にお互いの考えを語り合う文化だ(アングロサクソン文化かもしれないけど)。

ただ、その前提として共有している知識や経験にズレがないかをすりあわせる必要がある。

ましてや移民の国だからお互いの背景が違うことが「あたりまえ」(ゆえにそういう習慣が身についており、ジェスチャーゲームは日常のなかでもよく行われていた)。

ご多分に漏れず、私のホストファミリーもそういう文化をもった家庭だったので、私もすんなり入っていくことができた。言葉で伝えることは難しかったが「伝えたい・わかりたい」という気持ちがお互いあったので、意思の疎通はかなりできたのではないかと今も信じている(笑)。

 

◆アイスブレーキングはアイスブレーキング

話がそれてしまったが、アイスブレーキングで行われていた一つ一つの実践ネタはよくあるもので、「なんで、いちいちあんなこと。。。。」と捉えてしまうかもしれない。

しかし、アイスブレーキングはあくまで本番への導入。カードゲームがもつ「共通ルール」下での作業への誘いだ。

実践者がその流れや丁寧なコミュニケーションによる再認識の意味を理解していないとまったくのうわべだけのものになってしまい、アイスブレーキングとしての役割を失ってしまうかもしれない。ゆえに注意が必要ではないかと感じた。

 

◆私だったら。。。

池末先生自身がおっしゃっていたように、小学生・中学生・高校生では反応が違うんだろうなぁと想像できた。一度、ぜひみてみたいものだ。

それから、延長線上に同様のアイスブレーキングを

(1) 日本人だけで行う

(2) 他国籍の人だけで行う

(3) 最後に、混合して行う

という手順で実践できたら、おもしろいのでは。

少なくとも、「島国 日本」をより明確に感じることができるのではないかと考える。

以前にも書いたが(The 授業リンク -松田先生の授業 ①-)、日本人同士の普段のやりとりのなかで、国や文化や言葉の違いを明確に意識する必要がまったくないのだから、(1)~(3)の手順でそれを認識するのが分かりやすいはずだ。

 

◆具体例

上記の実践は無理でも、近いなぁと感じたのはある学校で行われている国際交流の一例だ。

その学校では国際研修旅行の日程にドイツの学校との国際交流が組み込まれており、バレーボールを行う。

G-J_volleyball

 

見ての通り、所狭しの状態で日本人の生徒とドイツ人の生徒の4人の即席混合チームでリーグ戦が行われた。重要なのは、

○英語を多少しゃべれるかもしれないがほとんど言葉による意志の疎通ができにくい(つまり、言葉の封印によるディスコミュニケーション状態)。

○お互いに、バレーボールのルールは知っている(つまり、共通ルールの共有)。

 

この2つの状態はまさに、アイスブレーキング時と同じであり、「島国日本」では意外と実践できない丁寧なコミュニケーションを生徒さんたちは自然とすることになる。

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