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世界標準の読解力 …著者 岡部憲治

全国学力テスト 2009 分析 結果

だいぶ遅くなりましたが、今年の全国学力テストの分析結果をアップしました。

いつものように、私立学校研究家の本間勇人氏と二人で行いました。

傾向としては、

○A「知識」とB「活用」の差をはっきりさせてきたこと。
○PISA型読解力の3側面の基礎的なところに設問を固めてきた。

という感じでしょうか。

今までの 予想正答率と結果は以下のように。果たして今年はどうなるか。

2009年度
予想正答率
2009_predict
2008年度 正答率(結果)  2008_result
2008年度 予想正答率 2008_predict
2007年度 正答率(結果) 2007_result
2007年度 予想正答率 2007_predict

 

詳しくは、 全国学力テスト 分析 へどうぞ。

 

※これで3年分そろったので、そろそろ3ヵ年での時系列分析なんてのもおもしろいかもしれませんね。

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PISA 2006 ハイパフォーマンス in 科学 の結果から ①

  • 2009-05-11 (月)
  • PISA

先月、OECDからリリースされた、

Top of the Class - High Performers in Science in PISA 2006

その(研究)結果から、

Schools must do more to motivate tomorrow’s scientists, OECD study shows

(学校はもっと明日の科学者を育てる動機づけをしなくてはならない)

 

というタイトルで記事が書かれている。ひときわ目をひいたのが以下のパラグラフ。

In Japan, Finland and Austria, more than one in three students
from disadvantaged backgrounds become top performers.
In many other countries, by contrast, social barriers to excellence
in education remain very high.

(意訳)
日本とフィンランドとオーストリアでは、恵まれない環境下で育った生徒の3人に1人(以上)が成績上位者(トップパフォーマー)になっている。対照的に、多くの国では社会の壁がとても高く成績上位への道が険しい。

 

最近は、中学受験(入試)(1~2月)、大学入試(2~4月)、全国学力テスト(4月~9月<結果>)と1年の半分以上が国内の話題で満たされている。

この記事で、久々に、世界の尺度でみたときの日本のポジションが確認できた感じでとても新鮮だ。

それにしても、「学力」で道が開かれるシステムが機能しているのはとても喜ばしいことだ。(^^)

 

あれ?でもこれって2006年の結果からだ。(?_?)

つまり、「学力低下」が騒がれはじめた頃。それまでの「ゆとり教育」への不満蓄積も考慮すれば、実は

○「恵まれない環境でもやれば上にいける」と思った学生が多かった
○いい大学への進学競争熱・就職率がいまほど厳しくなかった

そんな背景があったのではないだろうか?

 

もしかしたら、今年のPISAの結果では全く違ったものが出てくるかもしれない。
3年前とは経済状況と教育熱が違ってきているからだ。

社会状況が厳しくなれば、当然、保証としての学歴熱は高まる。
高まれば経済格差が生む教育格差がまんま反映する。
すると、恵まれない環境にいる学生は不利になりやすいのではないだろうか。

それでなくとも、「希望がもてない」という声が高い。

ゆえに「モチベーションがあがらない」ことも増える。

格差解消への努力熱がなくなっていく。

「学力」で道が開かれるシステムが機能しなくなる。

 

くしくも、レポートのキーワードは「モチベーション」。

そのモチベーションが上がらなかったらどんなにシステムがよくても機能しない。

どのようにすれば、国全体としてのモチベーション、ひいては未来の子どもへの希望としてつながっていくのか。。。

一筋縄ではいかない問題だ。

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全国学力テスト 2009 本日実施

再開されて、3回目となる全国学力テストが、本日実施。

色々な記事が散見される。

全国学力テスト:始まる…国公立校、初の全校参加(毎日新聞)
全国学力テスト始まる 県内437校参加(琉球新報)
全国一斉に学力テストがスタート 小6、中3の234万人(産経新聞)

学力テスト、低迷打開にあの手この手(読売新聞)
学力テスト、自治体ばん回に躍起…21日実施(読売新聞・関西)
授業改善へ取り組み進む 全国学力テスト(琉球新報)
さまざまな思惑抱え…全国学テ21日実施(産経新聞)

姫路29中学受験先送り 全国学力テスト(読売新聞・兵庫)
真剣な児童、学力テスト初参加の愛知・犬山市(産経新聞)
全国学力テスト、教員が独自に採点=犬山市(時事通信出版局)

全国学力テスト 本当に全員、毎年必要か(西日本新聞)
学力テスト 一斉の目的が見えない(中日新聞)

(※テスト結果の開示の記事は、都道府県でバラバラなのでここでは拾いませんでした)

 

大別すると、

①今日、全国学力テストが実施されました(全国公立参加、私立校は半数以下)。
②事前に、こんな取り組みしてます。
③個別でこんなことがおきてます(犬山市の初参加・独自採点、姫路の29中学は「後で受検だからできるだけみないで」)。
④全国学力テストは全員参加が必要か否か。

という感じだろうか。

それにしても、過去のテスト問題そのものに関する記事が一つもない。
今年の問題が公表されても、「こんな傾向です」と塾関係者に聞いたインタビューが載るくらいだろうか。

そろそろ3回分全体を通して、テスト問題の良し悪しや傾向を振り返ってもいいのでは。

このブログでも、ホンマハヤト氏と共同で分析した結果を掲載しているが、
その手の話があいかわらず出てこないのは不思議でしょうがない。

本当は、

「このテストのこの問題はいいけど、この問題は。。。」

のような機会が先生や子どもたちでもたれ、テスト問題そのものの分析結果と照らし合わせて考えるほうが、本当の意味での「読解力」を身につけることができるのではないか。

(もちろん、「知識」も大事なのだが。)

それには、PISAや全米学力調査のような調査手続き・結果の厳密性などが必須だとは思うのだか。。。

参考:NAEP(全米学力調査)に学ぶ学力調査の技術(日本テスト学会理事長 池田央さん インタビュー)

関連記事・ページ
全国学力テスト分析
全国学力テスト2008 秋田の子供たちの将来は?

全国学力テスト 本日実施

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トリニティ教育研究所 オープン

かなりの時間を費やし、自身のブログの更新頻度も相当、落ちましたが、

それに見合うだけのサイトを完成させることができました。

よろしければ、是非お越しくださいませ<(__)>。

トリニティ教育研究所
トリニティ教育研究所
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サイエンスフロンティア高校 開校

 

浜市に理数科高校が開校した。

同校の特徴は実験を中心にした理科教育。生命科学など先端科学4分野を実験で体験した後、自分で興味を持ったテーマを研究、英語で発表する。実験室にはDNA解析機など先端機器がそろい、大学や企業の研究者らも指導する。 (共同ニュースより)

単に最先端の設備だけでなく、

・授業の目玉は週2時間、20人の少人数クラスで行う課題探求型の学習。

・2年生の終わりに成果を英語で発表。
・土曜日も隔週で、東大や横浜国立大、理化学研究所などを見学したり、小柴教授の講演を聞いたりする計画だ。

・英語の副読本は、欧米の中学生向けに書かれた地球温暖化の解説本を使う。

・外国人の若手研究者を招いて英語で実験を行うイベントも予定している。

(読売新聞 教育ルネサンス より)

など、カリキュラムにも工夫が。

横浜市は小中一貫教育も進めているし、その先にサイエンスフロンティアのような高校がもっとあると選択肢の幅も広がる。

 

今はまだ金融危機にあっても、5年後、10年後に状況は変わっているはず。

だからこそ、先行投資としての「教育」は、おろそかにできない。

色々と模索段階にある今だからこそ、こういう流れには注目したい。

 

 

関連リンク

読売新聞 教育ルネサンス 横浜サイエンスフロンティア高校(2009年3月18日)

横浜市立サイエンスフロンティア高等学校(横浜市によるHP)

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プログラミング言語は国語にも通じる? おもしろいなぁ。

 

しみにしている、「天才プログラマ」シリーズ。

記事はこちら→ 第3回 Cyanを設計した高校生、5カ月で5つの言語を習得

今回は、開成高校2年生の林拓人さん。

それにしても、5ヶ月で5つの言語とは。。。すごすぎる。。。(汗

おもしろいなぁ~と思ったのは、林さんが理数も好きだけどそれ以上に国語が得意と。

 

それに応える竹内さんの

「国語ができる(=日本語できちんとした文章が書ける)人じゃないとプログラムは書けない。これは非常に重要です。情報処理推進機構(IPA)未踏IT人材発掘・育成事業(未踏プロジェクト)で、逸材中の逸材といわれた登大遊(のぼり だいゆう)君も、国語力がすごい。プログラミング能力と国語力が同じくらいじゃないかな。」

という経験値的確信。

ここでいう、国語力とはどのようなものか。なかなかに興味深い。

私のようなド素人はプログラミングに出てくる言葉が英語だったからわかりやすかったし、大学時代に履修した数学(algebra, geometry, calculusとか)もなんとなく役に立ったから、「英語」という言語の思考枠組みがプログラミング言語の根本にあるのかなぁとか考えたり。

ただ、プログラミングの書き方には独創性とか癖がでるとか。そこが「国語力」の差としてでるのか。

もしかしたら、この場合の国語力=言語読解力という仮説がたつのかなぁ。

もやもや。。

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90%課税法案 & 幹部邸宅見学ツアー

公的管理下で経営再建中の米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が社員に支給した高額賞与をめぐり、米下院は19日、90%という異例の高税率を適用する法案を可決した。(以下略)

記事は →AIG高額賞与に90%課税へ 米下院が法案を可決

さすが、アメリカ。牛歩の日本とは違ってはやい、はやい。
上院もサクッといくだろうなぁ。

で、すごいのが、

米政府の救済を受けた保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が幹部へ高額な賞与を支払った問題に怒ったコネティカット州の小政党では、同州内のAIG幹部の邸宅を回るバスツアーを計画している。

コネティカット・ワーキング・ファミリーズ党は、ウェブサイトで「われわれ全員がAIGに怒っている」とメッセージを掲載。その上で「裕福で恥ずべき人々のライフスタイル」と名付けられたバスツアーへの参加を呼びかけている。同ツアーは21日に催行予定で、集合場所はコネティカット州ウィルトンの同党本部となっている。(以下略)

記事は →米AIGの賞与問題に怒り、幹部邸宅の見学バスツアー催行へ

見て確かめ実感する。その小さな行動がだんだんと大きな流れになっていくんだろうなぁ。

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できる子は10歳までに作られる 創刊 3号

  • 2009-03-18 (水)

 

2009年02月号から、ホンマハヤト氏と共同で

10歳までにスタートダッシュ「中学受験入門」

を連載しています。

 

前号では、偏差値だけでは測れきれない学校の選び方についてご紹介しました。

今号では、実際の入試問題を科目別に取り上げ、10歳までにどんなことをしておけばいいかを紹介しています。

 

ぜひ、ご一読を♪(^^/)

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第3回 声優アワード  くぎゅう~ 切望した!!

 

年の声優アワードが発表された。

 

その年度に最も印象に残る活躍をした声優を対象に、その業績を称える「声優アワード」の授賞式が7日、東京・秋葉原UDXにて行なわれ、主演男優賞を神谷浩史さんが、女優賞を釘宮理恵さんがそれぞれ受賞した。

記事は → 第3回「声優アワード」、主演男優は神谷浩史、女優は釘宮理恵

おぉ、ついに。たしか去年は助演賞だった。

しかし、くぎみぃの声を聞かないシーズンはないなぁ。
春からは「ハヤテのごとく!」と「鋼の錬金術師」の両重役どころが控えてるし。

神谷さんもまさにひっぱりだこ。それにしても、竹本君(ハチクロ)のときの印象がない。。。

 

富山敬賞は山ちゃんですね♪ 納得。
山寺さんといえば、最初に聞いてインパクトあったのが「THE 八犬伝」の犬山道節。
あくがあって、かっこえがったなぁ。

山形厚史さんのキャラクターデザインと會川昇さんの脚本で、
神山健治さんの美術監督によるあの何ともいえない心象風景の表現。

途中で「有限会社 双進(株式会社双進映像?)」がつぶれたときはどうなるかと思ったよ。

 

あ~、BDかDVDで出してくれないかなぁ。もう、VHSテープが。。。(汗

追伸(2009/03/18:GeneonからDVDがでているとのこと!やたー!!^^)
THE 八犬伝THE 八犬伝 新章

 

※去年書いた記事 → 声優アワード -納得なんだけど、 富山敬賞には時代を感じるなぁ。-

 

関連リンク

声優アワードのホームページ
http://www.seiyuawards.jp/

 

THE 八犬伝(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/THE%E5%85%AB%E7%8A%AC%E4%BC%9D

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好奇心とトレーニング たとえば数学。

昨日、北野たけし&安曇アナの「情報7daysニュースキャスター」で、

・今どきの中学受験、塾事情

を放映していた。個別指導&集団授業を予約・選択できる塾、中学受験で出題される理科の実験問題に即して実験教室を行っている塾、月額200円塾、と色々紹介されていた。昔と違って十色になりつつあるようだ。

どんな形でもいいと思うけど、やぱり

子どもの探究心・知的好奇心を存分にのばし、子ども自身がトレーニングする意味をしる

のが一番。  「勉強=強いて勉める」ほどきついことはないからなぁ。

 

例えば、数学。
「苦手・きらい・わからない」という人が多いが、江戸時代はそうではなかったよう。

・江戸の数学教科書
まさか、方程式を道具(算盤と算木)を使い、あたりをつけて解くなんて(^^)!。
うーん、今で言う数独のような感じだったのだろうか。

・算法少女
題材が和算だけどストーリーは王道だよなー。

「遊び」の延長線上に「学ぶ」楽しさを見つける。
和算が江戸時代の人々を魅了したのは、好奇心をくすぐったからだろう。

 

でも、最近読んだ「数学ガール」。これは完全に洋算の世界。
トレーニングでもしてなきゃ、数式の部分は。。。orz。

好奇をもってチャレンジし、カベを超えるためにトレーニングするのは、なにも受験の世界だけではない。

そこに気づけるかどうかが実は重要だと経験則では感じる。

中学入試の算数には、両方を必要としている良問が多いのはそういうことなんだろうなぁ。

 

追伸(20090302)

こんな塾もできたそうな↓。

インターネット掲示板への書き込みから、現役大学生による進学塾が誕生した。教室はなく、指導は電話とメールだけ。小手先の技術に頼らない独自の「学び」を支援することを狙い、今月からは会社を設立して新たなスタートを切る(以下、略。毎日新聞より)。

→記事は <進学塾>電話・メールで独学、落ちこぼれ支援 早大生設立

どんどんとロングテールになっていくなぁ。

多分、大手の強みはデータ量とブランドとスケールメリット。中堅は実績重視。そして小規模はかゆいところに手が届くカスタマーニーズ重視。

つまり、

大量生産の大量消費。マニュアル思考の一律対応。サービスクオリティの均一化。

どれも時代に応じて必要とされてきたわけだけど、それだけでまかないきれない部分がだんだんと明確になってきただんろうなぁ。

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